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Philosophy of sound in Wonderland "Makeover"

by Rokugen Alice / 六弦アリス

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1.
Over The Rainbow 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 君が空を見上げると、いつもそこには虹が架かっている 君は気付いていないかも知れないけれど だから少しだけ、いつもより上を向いてごらん 君だけにしか見えない虹が見えるはずだ 虹の向こう側には何があるのだろう? 期待と不安が入り交じり、君は少し臆病になるかも知れない だけど君が強く願えばそこには理想の世界が広がるだろう さあ、歩みを進めてみよう 少しの勇気と共に 10年先の自分が輝いていると願いながら 例え今の君が辛く孤独の果てだったとしても 最後に笑える自分であればそれでいい 誰の為に今を生きて、誰の為に何を為すべきか 誰の為に明日を描き、誰の夢を語る? もしも君が願うならば夢は現実のものとなるだろう ただ、夢の大きさと対等の代償を君は払わねばならない それは前へ踏み出す少しの勇気と、決して退かない決意 それらは苦難に立ち向かう為に必要になるだろう 『まだ虹は見えているか?』 非難の風に吹かれながら、それでも自分らしくある為に 例え誰かに笑われても、それでも自分が信じた道だから “一つ、強く願う事” “一つ、強く信じる事” 誰の為に今を生きて、誰の為に何を為すべきか 誰の為に明日を描き、誰の夢を語る?
2.
怪奇探偵社 【偶数】 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 先生の言う事を聞きなさい。 ママの言う事を聞きなさい。 皆と同じ事をやりなさい。 はみだしものは許しません。 皆が好きなものを好きになりなさい。 皆と同じ見た目になりなさい。 はみだしものは許しません。 見つけ次第、排除します。 いつでもどこでも目を光らせています。 一般常識は、全て私たちが作っています。 そうです。私たちこそが、怪奇探偵社 「偶数」 皆同じ傘の中で笑い合いましょう 皆同じ歌を唄いながら帰りましょう 皆同じ空を見て、肩を寄せ合って そうすれば誰一人、はみださないでしょう? 誰かが右を向けば右向き、誰かが左を向けば左向き 誰かの顔色伺い続けて それもまた人の世の習い 決して寂しくて群れているわけではありません。 決して独りになるのが怖いわけではありません。 決して無理をして笑っているわけではありません。 人は一人では生きていけないのです。 そうです。私の居場所は、怪奇探偵社 「偶数」 皆同じ傘の中で笑い合いましょう 皆同じ歌を唄いながら帰りましょう 皆同じ空を見て、同じ敵を見て 一人は皆の為に、皆は一人の為に
3.
偽装人生論 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 生きた年の数で人生を語る男がいる 先に生まれたというだけで他人を見下す男がいる 男の話を聞くといつも同じ事を言っている 何だか中身の薄い人生を語っているようだ 男をよく観ているといつも同じ様な人といる 弱者を選んでまた “かくあるべき” を語っているようだ 何も無い、ただ何も無いという事 その事実だけが虚しく “有る” と語る 男は逃げ続ける人生を送って来た 逃げ始めたその日から時計の針は進む事を止めた いつしか自分が置き去りのままであるという事も気付かず 中身の薄い人生を高らかに語って 男の話をただ黙って聞いてくれる人に守られ 自分の耳に優しい言葉だけを都合よく信じている 失う事を恐れて踏み出せない 時計の針はまだ動き出せずにいる 明日も誰かの背中を見送って 背を向けたままで見なかった事にして
4.
自称文化人の憂鬱 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 誰も知らない、あの子も知らない何かを誇りたい 誰より早く、あの子より早くそれを見つけたいのです 誰も知らない、あの子も知らない知識を誇りたい 誰より早く、あの子より早くそれを探したいのです 知らない誰かの噂 → 気になる 【普通】 でいる事が嫌! みんな知ってる、あの子も知ってる それも気になるのです 誰より早く、あの子より早くもっと知りたいのです 知らない事なんて何もありません 広く浅くなんて言われても気にしません 専門家の前では口数が少なくなります 最近自分が何をしたいのか分かりません このまま意地を張り続けてまで 卑屈になるのも嫌! だから私は素直に生きます そう決めたからそうするのです 気になるから気になると言います 知らない事は知らないと言います いつか私が知らない私を誇りたいから
5.
最果ての馬は霧の中を行く 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 <信念の譚詩曲> 君は今、限られた時間(とき)を生きている 人の世は短い   君に問う、、、 「君が信じた志は、他の誰よりも誇り高いか?」 <まやかしの森 入り口> 深い霧に包まれた世界 そこは全ての者を狂わせる だからせめて、君だけは君を信じてあげなさい 君が本当に必要だと思うものだけを鞄に詰めて 君はこれからまやかしの森へと一人、馬を走らせる <聖者の手は汚れているか> 長い旅路の中、君は疲れ果てて何かを諦めそうになるかも知れない やがて孤独の中、心許せる旅人(とも)と出会い、どこか救われた気がするだろう 彼は君にとって優しいだけの存在か 敢えて嫌われてまで君を突き放す存在か <孤独の中に信念あり> 己が運命 時を重ね人と成し、巡り巡る出会いと別れは水と成し 人よ数多 涙重ね人と成し、守るべきを守る為に何を為すべきか 君は今、限られた時間を生きている 人の世は短い 君は今、孤独の中にいるかも知れない ただ、他人(ひと)の意思に流されて生きるくらいなら孤独であれ <人の品位はその内面にこそ在り> 信念のままに自分に嘘をつかず、せめて自分が信じた人として 自分らしくある為に、誇りを胸に気高く美しく凛として <我思う、故に我あり> 止まない雨はなく、明けない夜もなく ただ、それを日常として捉えるは人の傲慢か 全て一期一会、人は心に在り 真実もまた、その心にこそ在り 己が運命 時を重ね人と成し、巡り巡る出会いと別れは水と成し 人よ数多 涙重ね人と成し、守るべきを守る為に何を為すべきか <樹海に差す光> 君は何の為に生きよう そして何を望む その心に問いかけよう 『まだ虹は見えているか?』
6.
夢のつづき 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 君の事は嫌いだけど、僕の事も嫌いなんだ 君の事が嫌いな僕を、僕も大嫌いなんだ でも分かっている、分かっているんだ 本当は君の事を好きになりたい事を 僕は素直になれないまま やがて君はこの街を去った 君が知らない街のどこかで、君との出会いを待っている誰かがいるかも知れない 君は新しい街で慣れない日々がしばらく続くけど、一人じゃないから 僕は今、公園のブランコに揺られています 二人乗りだけど、一人で乗るのも悪くない 夕暮れ時、傾いたままの影が伸びて もう帰る時間なのだと悟るのです 君はいつか僕の事を心配に思うかも知れない だけど気にしないで 僕なら大丈夫だから 君が知らない街のどこかで、君との出会いを待っている誰かがいるかも知れない もしも君が辛い道の中で笑顔を忘れかけたら、あの日々を思い出して 君が大好きだったあの日のブランコに揺られながら、夢のつづきを見ている 僕は君が幸せでいるならそれでいいさ だから僕を心配しないで
7.
十一番街のナルキッソス 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 赤いドレスを纏った美しい踊り子を知りませんか? 青い目をした赤毛の美しい女を知りませんか? 背格好は私と同じくらいの美しい女です 噂の彼女の踊りを見てみたいのです 街の人は皆、興味無さそうに首を振るばかり 酒場では皆、私の知らない踊り子に夢中のよう 誰か、赤いドレスの美しい踊り子を知りませんか? 彼女に会えたら伝えて下さい あなたこそが街一番の踊り子なのだと 春になったらこの酒場で踊りを披露して下さい きっとあなたが一番なのだと、街の人も認めるでしょう だけど街の人は誰もあなたを知らない 「誰か、赤いドレスの美しい踊り子を知りませんか?」 誰も知らない… 彼女の事… 私の事…
8.
イデア座の仮面舞踏会 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 「紳士淑女の皆様、今宵はこの世で最も華やかなる仮面舞踏会。 日常を忘れ、身分や貧富の差も関係なく、誰もが装いの華やかさで優劣を競い合う仮面舞踏会。 栄えある勝者にはこの世で最も美しい贈り物を与えましょう。 ただし、醜い敗者の皆様には、この場で死んで頂きます―――。」 装飾に彩られた無数の絢爛シャンデリア 行き交う言葉はかくも煌びやか 富ある者は匠に作らせた仮面の裏で高笑い 貧しき者は為す術もなし 富ある者に取り入り己が保身に走る者多く 彼らはまさに 【蜘蛛の糸】 居心地の良い丘の上で誰かの糸を待つ者なり “そこで待っていればいつか誰かが救いの手を差し伸べてくれると考える根拠を問いたい” 誰かの人生にすがり、そして翻弄され 不都合あれば誰かのせいにして 醜い仮面の人々よ、終わりにしましょう 仮面では覆い隠せないほど醜き者よ 装飾に彩られた無数の絢爛シャンデリア 行き交う言葉はかくも煌びやか 富ある者は匠に作らせた仮面の裏で高笑い 貧しき者は己だけが頼り 失うものは何もなく、ただ己の道を歩む者 歩みは遅く、富ある者に虐げられ それでも大地に根を下ろし歩み続ける貧しき者よ <<かくも誇り高き者達よ>> 限りある者に与えられた唯一つの等しきは 過去の自分というもの、過ぎ去りし日々 他人の心や名誉は富で買えるものなれど 己が足跡は誰にも買えぬもの 誰にも嫌われず生きようとする私 仮面の私 私らしくあろうとする私 それも私 いつからだろう? 皆同じ仮面を付けている なぜだろう? 皆仮面で他人を見ている それは誰も素顔を見せてはいけない仮面舞踏会の夜 そもそもそれは一体誰が決めたのだろう? 「言い忘れておりましたが、己の人生であるにも関わらず他人に頼ってばかりいて恥をかく事を恐れ、己は努力もせず、富や他人の手柄で名誉を得ようとするあなた方。生き様があまりに醜く舞踏会の主旨に反しますので、この場で死んで頂きます―――。」 生まれながらにして富を持ち、数多の救いの手 他人の手柄で思い違いをして 誰かの仮面の人々よ 仮面の裏で誰かに嘲笑われている事すらも知らないまま
9.
さらばともよ 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 ともよ、人はいついなくなるか分からない ともよ、だから悔いの無い人生にしたい ともよ、僕は君の事が大嫌いなんだ ともよ、君も僕の事が大嫌いだろう 僕たちはお互い、似た者同士なのかも知れない でも分かり合いたいとは思わない だって僕たちは敵同士だから だから君よ、いなくなってくれないか せめて君よ、僕の前から消えて欲しい 君の事が他の誰よりも大嫌いだから 今宵もまた、君がいない世界を僕は望んでいる ともよ、人はいついなくなるか分からない ともよ、なぜ君は僕よりも先に天国へ行った? ともよ、僕は君の事が大嫌いでした ともよ、君も僕の事が大嫌いでした だけど君がいなくなってから、どうしてだろう 虚しいんだ 何だか全てがとても虚しいんだ あんなに君の事が大嫌いだったのに だから僕は今でも君の事を思い出して 君の面影を辿っている 君の事が他の誰よりも大嫌いだけど 今宵もまた、君がいない世界に僕は涙する 僕は君を追い続けてきたから 君がいない世界をどう生きていいのか分からない 僕は君が憎くて憎くて だけどそんな君はもういない いない いない どこにもいない 何故 何故 どこにもいない
10.
試着室 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 “人よ偏に一になる その為に 無為に生きて幻想を抱く事なかれ 人よ偏に一になる その為に 己だけの路を照らして” 僕は自分の服を持っていないから 他の誰かの服を着て生きている 自分のものではないけれど その時だけは他の誰かになれる気がするんだ 人にはそれぞれ似合う服があるというけれど 僕はどれでも似合う自信があるんだ 僕は器用だから誰にでもなれる なのになぜだろう 君を越えられない 今宵は誰の服を着て誰になる? 少しでも君に近付きたい その為に 今宵は誰の顔になり、誰になる? 追いかけるは誰の理? 僕は自分の服を持っていないけれど 他の誰かの服があればそれでいい 今まではそう思っていた だけど 誰かは誰かでしかないんだ 人にはそれぞれ似合う服がある 僕は色んな服を着てきたからこそ、それが分かる 人は自分と向き合う事で他の誰かじゃないものになれる “人よ偏に一になる その為に 無為に生きて幻想を抱く事なかれ 人よ偏に一になる その為に 己だけの路を照らして”
11.
もう、大丈夫だから 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 ある日、美術館へ行った 綺麗なものが好きだと言うから君を連れて行った 君はお昼ご飯の事ばかり気にしていた ある日、動物園へ行った 動物がとても好きだと言うから君を連れて行った 君はみかんを食べる猿ばかり見ていた 一緒に食事をすると、口の周りをすぐに汚すし 床に落とした食べ物を拾おうとしてフォークも落とす 君は呆れるくらい僕がいないとダメだ だけど 君の事がとても好きだから 君がいつまでも笑えるよう 君は僕にありがとうなんて言わなくていい ただ、笑っていて ある日、病院へ行った きっと君は付いて来たがるからそっと一人で行った 僕は余命三ヶ月だなんて君には言えないよ ある日、ワイン農園へ行った 赤ワインが好きだと言うから君を連れて行った 君はハムとチーズばかり食べていた 僕たちは変わらない日々を過ごしていた でも君のダメな所を見るたびに不安になる 君は呆れるくらい僕がいないとダメだ だけど 君の事がとても好きだから 君がいつまでも笑えるよう 僕は君に強く生きて欲しい 一人でも生きて行けるように やがて僕はいなくなるけれど 大丈夫だから、心配しないで ふいに君が呟いた “言葉” 僕は君の手を握りしめた
12.
まやかしの輪舞曲 文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助 まわる まわる 人はまわる 表と裏を繰り返しながら 世界もまわる いつ見ても表ばかり見える事がある だが全てには必ず表の顔と裏の顔があるものだ 人は聡く、表ばかりを見せたがる まわる まわる 人はまわる 表と裏を繰り返しながら

credits

released August 12, 2013

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about

Rokugen Alice / 六弦アリス Japan

It is a Japanese artist whose main spirit is classical music and rock sounds, continues to deliver music with heavy feeling and philosophical lyrics, placing them on a slightly strange world view.
He also deals with theme songs of the game and theme songs of Japanese animation.
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