1. |
-EQ-
03:55
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-EQ-
文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助
君はこれまであらゆる学びを理解してきた
皆が君の能力(ちから)を称えたことだろう
しかしそんな君にも唯一理解できなかったものがある
それは「人のこころ」だ
君はこれまで多くの人々(ひと)を見下して生きて来た
今宵は君にも彼らの悲しみを味わってもらおう
人の幸せは誰かの願い
その願いは巡るもの
人は誰かを幸せにすることで
新たな創造を生む
君は “今という環境” が誰に用意されたものか分かるか?
なんだ、これも分からないか
しかしそんな君にもこれなら理解できるだろう
それが「傷の痛み」だ
君はこれまで多くの人々(ひと)を見下して生きて来た
今宵は君にも彼らの苦しみを味わってもらおう
人のこころは誰かの願い
願いは命の灯火
君のこころに問いかけよう
君は生きたいか?
―――――言い忘れていた。
人のこころは移り気なものだ。
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2. |
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桜の檻の満開の視界
文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助
他人から羨まれることだけを考えて生きるのは
何だか不自由ではないか?
せっかく君には君だけの物語があるというのに
君は誰かの物語の悪役になりたかったのか?
しかし君はまだ輝けるかも知れない
私にその手伝いをさせてくれないか?
窓の外は見事な銀世界
芸術は降り止まない
窓の外は見事な銀世界
春はすぐそこだ
聞いてくれ
君にふさわしいとっておきのラストシーンがある
せっかく君には君だけの物語があるのだから
ここで綺麗な花を咲かせてほしい
一足早く桜が咲いた
君にもようやく春の訪れだ
見てくれ
窓の外はおびただしいほどの桜の花弁が降っている(降っているの上にルビで「、、、」を入れる)
窓の外は見事な銀世界
芸術は降り止まない
窓の外は見事な銀世界
春はすぐそこだ
窓の外は満開の視界
誰もが羨むほど
君が待ち焦がれた物語
君だけの春だ
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3. |
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或るミステリー作家の不条理
文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助
気付いていたか?
彼は君の才能に嫉妬していた
気付いていたか?
彼は君の背中を追っていた
気付いていたか?
彼は君を師と仰いでいた
気付いていたか?
彼は君の一番のファンだった
彼は君のようにやり抜くことはできなかったが
違う形で君を跳び越えていった
君は君だけの理想(ゆめ)を追えばいい
それが君だけの道だから
君はそれを捨ててまで何を得たいのか?
君はいったい誰になりたいのだ
気付いていたか?
君はこれまで恵まれていた
気付いていたか?
君の父は君を一番に想っていた
気付いていたか?
君の居場所は君が作るものだ
見ようとしたか?
事実はいつでも君の側にある
君は人生においての転換のようなものがないと
そう、走ることさえできなかった
君は君だけの理想(ゆめ)を追えばいい
それが君だけの道だから
君は今、誰かの道を歩いている
人はいつでも死と隣り合わせなのだ
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4. |
Requiem of Blood
05:31
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鮮血のレクイエム
文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助
芸術を奏でよう 誰もが羨むほど
選ばれし者を集めてパレードが始まる
君は芸術を奏でようとするばかりで
人の心を奏でようとはしなかった
君は人に恵まれていた
だから君はオケを指揮できた
しかし君は今、独りではないか?
さあ、美しいレクイエムを奏でよう
パレードはそのあとにしようか
風のせせらぎ 耳を澄ませて
誰の音色 軋む音
悲鳴にも似た風の調べは
誰かの心が壊れる音
さて、君がいなくなった後の話を聞きたいか?
君を求めた彼らは昔に戻ってしまった
オケを始める前の自堕落な日々だ
君は彼らと共に今を変える最後の機会だった
さあ、美しいレクイエムを奏でよう
今の君に相応しいではないか
風のせせらぎ 耳を澄ませて
誰の音色 軋む音
悲鳴にも似た風の調べは
血の漂う誰かの物語
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5. |
Innocence ≠ not Innocent
05:24
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無罪≠無実
文章:六弦A助 作・編曲:六弦A助
正義という概念はとても厄介だ
多数の感情で如何様にも決まる
君もこれまで幾度となく見て来ただろう
そう、正義など所詮一方的な思考(もの)だ
さて、雪深く閉ざされたこの車内にも
誰かのための正義はあると思うか?
人は皆、主観で生きているのだから
誰かに期待しても裏切られるだろう
それでも人は独りが怖くて
誰かと寄り添いながら生きている
正義という概念はとても滑稽だ
悪の存在なくして成立しないのだから
君もこれまで幾度となく見て来ただろう
これから起こる事も私の正義なのだ
君はこれから二人になってもらおう
真ん中で分けて「正義と悪」だ
人は皆、主観で生きているのだから
誰かの人生なんて歩めない
それでも人は誰かを目指して
それを正義なのだと信じたいのだ
人は皆、主観で生きているのだから
誰かに期待しても裏切られるだろう
それでも人は独りが怖くて
誰かと寄り添いながら生きている
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6. |
Silent Night
00:39
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Rokugen Alice / 六弦アリス Japan
It is a Japanese artist whose main spirit is classical music and rock sounds, continues to deliver music with heavy feeling
and philosophical lyrics, placing them on a slightly strange world view.
He also deals with theme songs of the game and theme songs of Japanese animation.
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